自分には無理。できない。
その思い込みは、他人に貼られたレッテルからきている。
こんにちは、だいちです。
今日は、自分には無理だという思い込みを一掃するための方法をお伝えします。
まず、結論から言うと、
自分には無理だと思ってしまう考えは、
無意識のうちに他人に貼られたレッテルからきています。
心理学に、無意識の適合という言葉があります。
無意識の適合とは、
他人の言葉によって、
できないものもできるようになったり、
できるものもできなくなってしまう心理のことです。
もちろん理想の状態は前者です。
でも、世の中に多いのは後者です。
だから僕たちは悩みが尽きない。
皆さんの中にも、子供の頃に親から厳しく育てられたり、学校の先生から理不尽な指導を受けたことがあるよっていう人は多いと思います。
『あんたは要領が良くないんだから、ちゃんと勉強しなさい』とか、
『君は真面目なんだからもっとやればできる!上を目指しなさい!』とか
言われたことありませんか?
この時印象に残るのは、
自分は人より要領が良くないんだとか、
自分はやっぱり真面目に見られてるんだとか
『○○なんだから』と勝手に他人から貼られたレッテルです。
そこで無意識の適合を用いたある実験を、ご紹介します。
この実験は、アメリカの教育心理学者であるロバート・ローゼンタールが提唱したことから、「ローゼンタール効果」とも呼ばれている実験です。
この実験では、ある小学校で普通の知能テストを、「今後、成績が伸びる児童が分かる特別なテスト」と称して実施しました。
その後、テストの結果とは関係なく、無作為に選んだ児童に対し、「この子達は、今後、成績が伸びる子供」と偽り、対象者の児童の名前を担任に伝えます。
するとどうなったと思いますか?
今後伸びると無作為に選ばれ、伝えられた児童の成績が実際に上がったんです。
それは担任の先生が、その児童達が伸びることを信じ、期待をかけたのもあるでしょう。
そしてそれが児童達にも無意識に伝わり、僕たちならできる!と信じ成績向上に繋がったのです。
この実験は、賛否両論ある実験ですが、
『できる』とラベルづけされると、
本人だけでなく周囲も、その人にふさわしい結果を出すようになるってことを示しています。
でも現実は、『自分はできる奴だ』と他人にレッテルを貼られる環境作りは難しいですよね。
それも既に作り上げられた人間関係の中でなら、尚更です。
だから思い切って、
引っ越しができるなら引っ越しして
周囲の環境を変えてみたり、
オンラインだろうがオフラインだろうが、何でもいいのでコミュニティーに参加して
できる自分を演じてみることです。
自分では『できなかった』と思っていたことが『できる』ようになり、
自分の中に眠っていたネガティブな領域をぶち壊す機会になります。
一番効果をもたらす行動は、
お前にはできない、お前には無理。
そう言ってくる人から距離を置くこと。
正直そう言ってくる人は、自分の人生にとって損しかない。
有限な人生の時間で無駄でしかない。
もうサッサと縁を切っちゃいましょう。
とはいえ、仕事をしてる以上、関わらざるを得ないという場合がほとんどだと思います。
それなら、その人と関わることを最大限に避けましょう。
これを実践するだけで、
少なくともあなたの人生は豊かになります。
はい。というわけで今回は、
自分には無理だという思い込みを一掃するための方法のご紹介でした。
できない思い込みを取っ払うには、
無意識の適合を使うこと。
なぜなら、無意識のうちに他人から貼られたレッテルは、自分だけでなく、周りもそのレッテルを築く行動をするからです。
そのためにも、
普段自分が関わっている人を変えること。
負のレッテルを貼ってくる人から距離を置くこと。
この2つを徹底しましょう。
これで、思い込みによるネガティブ思考から外れます。
はい。
ということで今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。
また、会いましょう。
ではでは。
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